016-2 音声解説

 平等院 阿弥陀如来は、

 平安時代中期に藤原道長・頼通に重用された大仏師・定朝の作であると確証がある唯一の仏像である。定朝は優美な和様彫刻の大成者であり、寄木造の完成者で あるが、この像は完成した寄木造の最古の実例である。阿弥陀如来の表情はやさしく穏やかであり、定朝の作風の特徴を伝えている。後背には頭部と体から放た れた光を表わした二重円光(にじゅうえんこう)の周りを音楽を奏でる飛天(ひてん)が舞っている。
景の一つです。